2018年3月2日のＦＸ為替相場予想
【本日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）
ドル円 106.31 下落 （4時間足）↓
予想レンジ 105.80～106.70
【ＴＨＶ Ｖ４による分析】
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが継続すると予想します。
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【前日の概要】
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NYダウは-380ドル安、日経平均株価も-343円安の21724円と大幅続落して引けました。
ドル円は106.16円まで下落、クロス円もユーロ円以外売られています。
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【前日の結果】
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・ダウ平均････24608.98(-420.22 -1.68%)
・日経平均････21180(-460 -2.13%)
・NY金先物････1305.20(-12.70 -0.96%）
・NY原油先物･･60.99(-0.65 -1.05%）
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【経済指標】
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★★★
08:50 (日) 10-12月期法人企業統計・設備投資 (前年比)
前回：+4.2％ 予想：+3.0％ 結果：+4.3％
★★★
10:45 (中国) 2月財新/製造業PMI
前回：51.5 予想：51.3 結果：51.6
★★★
18:30 (英) 2月製造業PMI
前回：55.3 予想：55.0 結果：55.2
★★★
18:30 (英) 1月消費者信用残高
前回：+15億GBP 予想：+14億GBP 結果：+14億GBP
★★★
19:00 (ユーロ圏) 1月失業率
前回：8.7％ 予想：8.6％ 結果：8.6％
★★★
22:30 (米) 新規失業保険申請件数
前回：22.2万件 予想：22.5万件 結果：21.0万件
★★★
22:30 (米) 1月コアPCEデフレーター (前月比)
前回：+0.2％ 予想：+0.3％ 結果：+0.3％
★★★
22:30 (米) 1月コアPCEデフレーター (前年比)
前回：+1.5％ 予想：+1.5％ 結果：+1.5％
★★★
22:30 (米) 1月個人所得 (前月比)
前回：+0.4％ 予想：+0.2％ 結果：+0.4％
★★★
22:30 (米) 1月個人消費支出 (前月比)
前回：+0.4％ 予想：+0.2％ 結果：+0.2％
★★★★
24:00 (米) 2月ISM製造業景況指数
前回：59.1 予想：58.7 結果：60.8
★★★
24:00 (米) 1月建設支出 (前月比)
前回：+0.7％ 予想：+0.2％ 結果：0.0％
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【本日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：NYダウや米利回りの急落
△強気材料：ユーロ買い
◆ドル円は106.16円まで下落
◆クロス円もユーロ円以外連れ安
◆米10年債利回りは2.811％へ急落
◆ドルストレートはユーロが急反発
◆米国株は大幅続落
◆欧州株は-1％超の下落
◆原油は一時60ドル台半ばへ下落
◆金は1320ドル台で推移
◆8時30分に日本の1月失業率などが発表
◆16時に独1月小売売上高指数が発表
◆18時30分に英2月建設業PMIが発表
◆19時に欧1月生産者物価指数が発表
◆24時に米2月ミシガン大消費者信頼感指数が発表
◆日経平均先物は-613円安の21110円と大幅続落
☆株安円高、ユーロ高の地合いと予想
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＜NYダウが大幅続落し、ドルが売られる＞
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昨晩のNYダウは売りが強まり、-420ドル安と大幅続落しました。
リスク回避の円高が進み、ドル円は106.16円まで下落、クロス円もユーロ円以外売られています。
もともと戻り売りに押されていたところへ、トランプ大統領が「鉄鋼25％、アルミ10％の輸入関税を賦課する」と表明したことで、NYダウは一時-586ドル安の大幅下落となっています。
以前から話は出ていたものの、「これに対しEUが対抗措置を表明する」とも伝わっており、ユーロが急騰してドル安が進みました。
保護主義への警戒感から、円高株安の地合いが継続と予想します。
米10年債利回りは2.811％へ急落、ドル安が進んできています。
▼米10年債利回り
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＜商品相場はユーロに揺さぶられる＞
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原油価格は一時60ドル台半ばへ下落、金も1310ドル台へ値下がりました。
しかし、NY時間後半にユーロ買いが強まりドルが売られた反動で、いったん下値から買い戻されています。
金は反発に期待、原油は在庫増で戻り売り優勢と予想、豪ドルやカナダドルの下値模索が続くでしょう。
▼原油（日足）
▼金（日足）
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＜ドル円 オーダー状況＞
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109.00円 売り
108.00円 売り
108.00円 売り
107.70-80円 断続的に売り
107.50円 売り
107.25円 売り、OP2日NYカット大きめ
107.00円 OP6日NYカット大きめ、7日NYカット非常に大きめ
106.40円 3/2 4:29現在（高値107.20円 - 安値106.35円）
106.30円 割り込むとストップロス売り
106.00円 買い
105.50円 OP5日NYカット非常に大きめ、6日NYカット大きめ
105.00円 買い
日経平均先物は、時間外で-613円安の21110円と大幅続落しました。
震源国よりも売りが強まる、いつもの最弱日経平均が戻ってきています。
米AKスチール（+9.50％）やUSスチール（+5.75％）の株価が急騰した反面、新日鉄住金やJFEホールディングスの株価は厳しくなると思われます。
また、今回の措置は中国を念頭に行ったと思われるため、中国株の動向にも注意。
株安の地合いにより、円高継続と予想します。
▼ドル円板情報
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【経済指標】
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★★★
08:30 (日) 1月失業率
前回：2.8％ 予想：2.8％
★★★
08:30 (日) 1月有効求人倍率
前回：1.59 予想：1.60
★★★
08:30 (日) 2月東京都区部消費者物価指数 (生鮮食品除く：前年比)
前回：+0.7％ 予想：+0.8％
★★★
16:00 (独)1月小売売上高指数 (前月比)
前回：-1.9％(-1.3％) 予想：+0.9％
★★★
18:30 (英) 2月建設業PMI
前回：50.2 予想：50.5
★★★
19:00 (ユーロ圏) 1月生産者物価指数 (前年比)
前回：+2.2％ 予想：+1.6％
★★★★
24:00 (米) 2月ミシガン大消費者信頼感指数・確報
前回：99.9 予想：98.8
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