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2021年9月6日～9月11日のFX為替相場予想
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株とクロス円が上昇
今週も株高円安の地合い、ナスダックが連日のように史上最高値を更新するなど、リスクオンムードが続きました。
日本国内では、菅首相が退陣姿勢を見せた影響で日経平均株価が急騰し一気に29,000円台乗せ。
次期首相による経済政策への期待によるもので、菅首相にしてみれば煮え切らない感じでしょう。
為替の方は、昨晩発表された米8月雇用統計が23.5万人と予想75.0万人を大きく下回ってしまったことでドル売りに。
しかし、ドル円は-20銭ほどの下落で買い支えが入り、下値は限定的。
米10年債利回りは先週末の1.310％から1.326％へ上昇しているので、株高によるドル買いに期待したいところ。
通貨別には、原油が一時70ドル台を回復したことで、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が大きく買われました。
ドル以外の通貨は2週連続の上昇となっており、力強さが伺えます。
ただ、来週は材料難なので、全体的にボラティリティは低く値固めの動きと予想します。
FX通貨ペアなど中長期予想
| 通貨ペアなど | 一言コメント | 方向 |
|---|---|---|
ドル円   | 一時110円台を回復。（106.23円＠9/5） |  |
ユーロドル  | 1.1800ドル台へ上昇。（1.1836＠9/5） |  |
| 日経平均 | 29,000円台へ上昇。（23205＠9/5） | |
| NYダウ | 史上最高値付近で推移。（28133ドル＠9/5） | |
金（Gold） | 1800ドル台前半で推移。（1940ドル＠9/5） | |
原油（WTI） | 一時70ドル台乗せ。（70.83ドル＠6/12） | |
経済指標
来週の経済指標発表は少な目、特に目立ったものはなく材料難。株式市場が堅調なので為替もじり高と予想、個別銘柄や商品相場の影響が大きくなるでしょう。
9/6（月）
特になし
7日（火）
特になし
8日（水）
（米）ベージュブック
9日（木）
（米）新規失業保険申請件数
10日（金）
（米）8月卸売物価指数（PPI）、7月卸売在庫、7月卸売売上高
FXチャート分析（日足）
ドル円
株高による反発に期待。
ユーロドル
上値は重いと予想。
日経平均株価
買い戻し継続と予想。
NYダウ
高値圏での推移が継続と予想。
金・ゴールド
1800ドル台での値固めと予想。
原油
堅調に推移と予想。
