新機能「ビルダー」説明会
先週木曜日、インヴァスト証券が開催した新機能「ビルダー」の説明会に参加してきました。
内容は、今月20日(土)にリリースされた新機能「ビルダー」についてです。

新機能「ビルダー」とは
ビルダーとは、自分だけのETF・FX自動売買が作れる機能です。
自動売買作成と言うと難しそうに聞こえるかもしれませんが、このビルダーを使えばたった5ステップで作成可能。画面も分かりやすく操作しやすいです。基本的にマウス操作中心で操作できるので、さっそく作ってみました。
ビルダー機能は5ステップで作成が可能
1.FXまたはETFを選択します。2.自動売買タイプにて複数注文か単体注文かを選択します。
3.通貨ペアまたは銘柄を選択します。
4.チャートを見ながら自動売買を作成します。各種パラメーターはご自身で自由に変更可能です。
5.バックテストシミュレーションで自分の成績を確認して作成は完了です。

ビルダーの設定方法
①トライオートFXかトライオートETFへログインし画面メニューの「ビルダー」をクリック、FXとETFのどちらで作成するかを選びます。
今回は、FXの方で作成してみました。

②自動売買タイプで、複数注文か単体注文かを選びます。
マルチカスタムは、自動売買注文を複数本同時に作成できるので、すでに自動売買セレクトに搭載されているシステムに似たものが作成できます。一方、シングルカスタムは自動売買注文を1つずつ作成するタイプなので、手間はかかりますが完全オリジナルの自動売買を作り出すことができます。
今回は、FX初心者でも分かりやすいマルチカスタムを選んでみました。
マルチカスタム
設定の異なる自動売買注文を複数本同時に作成・稼動する機能です。自動売買セレクトで用意しているコアレンジャーやスワッパーのようなロジックを作ることもできます。
シングルカスタム
自動売買注文を1つ1つ作成することができます。1~100本までの自動売買注文を同時に稼働することができるので、シングルカスタムを使いこなすことができれば自分だけの全く新しいロジックを作り出すことができます。

③通貨ペアを選択します。
ボラティリティの大きさに合わせてリスクも変動しますし、複数の自動売買と組み合わせることで新しい戦略も作れそうです。
今回は、なるべくリスクを取らずコツコツ利益を伸ばしたいと思ったので、ドル円を選択しました。

④チャートを見ながら、自動売買を作成します。各種パラメーターを設定するので、この作業が一番難しいです。
ただ、数値を変更すれば左側チャートに表示されている自動売買部分も連動して変動するので、視覚的にわかりやすいものとなっています。
また、初期値が過去1年の変動幅をカバーするように設定されているので、そのまま利用しても良いかもしれません。

設定のポイント
数値を設定するにあたって、いくつかポイントを見てみます。
レンジ幅
緑のエリア(売りの場合は赤)が指定しているレンジ幅で、チャートを見ながら予想する値動きの範囲をカバーできるだけのレンジ幅を設定します。本数
レンジ幅の中に設置する自動売買注文数のことで、40本であればこのレンジ幅の中にエントリー価格の異なる自動売買注文を40個均等に配置します。初期値は過去1年の変動幅を利確幅で割ったもの、本数が多いほど必要な証拠金は大きくなり細かい値動きに対応できるロジックとなり、逆に本数が少なければ必要な証拠金は小さくなって大きな値動きにだけ対応できるロジックとなります。
スタート価格
レンジ帯を上下に移動させることができるので、先ほどのレンジ幅の設定と合わせて、色付き帯の範囲を調整してみてください。
ここでは、今年上半期分のレンジ幅に合わせた自動売買注文を作成してみました。
⑤最後に、バックテストシミュレーションで自分の成績を確認して、自動売買の作成は完了です。
・総合損益:期間中の実現累積損益と評価損益の合計(青いライン)
・最大DD:総合損益(青いライン)の最大の下げ幅
・リスクリターン:総合損益に対して最大DDが小さいほど良い
・必要証拠金:FXの場合はレバレッジ25倍で発注する時の最低証拠金


これで完成といきたいところですが、画面右上の必要証拠金が200万円を超えてしまい、思いのほか高くなってしまいました。
こういう時は、注文本数を減らすと必要証拠金も減るので、戻って修正してみます。

注文本数を48本から20本へ減らしたところ、必要証拠金は40万円程度とちょうどよい具合になりました。画面右上の「カートに入れる」をクリックすれば、設定完了です。
ビルダー作成に関しては、口座を持っていなくても下記から「ビルダーに挑戦する」で作成できるので、ぜひ試してみてください。2019年8月9日(金)まで、賞金総額50万円の#ビルダーチャレンジも実施しています!
最終更新日 : 2020-01-27