2022年1月21日のFX為替相場予想
追記：ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 1.1323 下落 （4時間足）↓
予想レンジ 1.1260～1.1340
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安で円高継続
日経平均株価は、-250円安の27522円と3日続落しました。ドル円113円台後半へ下落、クロス円も連れ安となっています。時間外で欧州株は下落、NYダウは小幅高。このあと、24時に米12月景気先行指標総合指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
2日前に発生した売りシグナルが継続しています。
週末を前にじり安と予想しています。
経済指標
★★
24:00 (米) 12月景気先行指標総合指数(前月比)
前回：1.1％ 予想：0.8％
【MT4】FX・株・商品の売買シグナルを表示して解説
【2022年投資予想】FX・株・商品相場はこう動く！
本日の予想通貨ペア
※水・木・金は追記が遅れます
ユーロドル 1.1317 下落 （4時間足）↓
予想レンジ 1.1260～1.1340
THV V4による分析
ファストトリックスが赤色に変わりました。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-326ドル安、日経平均株価は+305円高の27772円と上昇しました。
ドル円は-10銭ほど下落、クロス円も小幅に売られています。
前日の結果
・ダウ平均 34796.76(-233.88 -0.67%)
・日経平均 27575.00(-220.00 -0.79%)
・金・ゴールド 1844.90（-0.60 -0.03%）
・原油・WTI 86.90（-0.06 -0.07%）
経済指標
★★★
22:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回：23.0万件 予想：20.5万件 結果：28.6万件
★★★
22:30 (米) 1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回：15.4 予想：20.0 結果：23.2
★★★
24:00 (米) 12月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回：646万件 予想：642万件 結果：618万件
★★★
24:00 (米) 12月中古住宅販売件数(前月比)
前回：1.9％ 予想：-0.6％ 結果：-4.6％
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料：NYダウの5日連続安や米経済指標悪化
△強気材料：米利回りの上昇
◆ドル円は-10銭ほど下落
◆クロス円も小幅安
◆米10年債利回りは1.834％へ上昇
◆ドルストレートは豪ドルが買われる
◆米国株は小幅に反発
◆欧州株は+0.7％高
◆原油は小動き
◆金は変わらず
◆24時に米12月景気先行指標総合指数が発表
◆日経平均先物は-184円安の27585円
☆円高株安の地合いと予想
米国株は売りに押される
昨晩のNYダウは、-220ドル安と5日連続安となりました。
序盤+400ドル超上昇していたものの、米経済指標の悪化や利食い売りにより、マイナスに転じてしまいました。
同じくナスダックも、序盤の上昇が帳消しとなって-0.76％安に。
アマゾン-1.95％、ホームデポ-1.75％と小売が軟調だったほか、AMD-2.84％、エヌビディア-1.66％と半導体への売りが継続。
一方、原油の高止まりでエネルギー株は上昇、ファイザー+1.48％とヘルスケアも買われており、強弱入り混じった動きとなりました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.64％
半導体 -0.49％
住宅リフォーム -0.72％
旅行レジャー -1.22％
インフラ投資 -1.04％
石油・エネルギー +0.15％
銀行 +1.06％
電気自動車（EV） -1.42％
新型コロナワクチン -0.62％
軍需産業 -0.06％
暗号資産関連 -0.64％
NYダウチャート（日足）
ナスダックチャート（日足）
資源国通貨以外売られる
ドル円は小幅な売りが続き、114円台半ばから前半へ下落しました。
米新規失業保険申請件数と米12月中古住宅販売件数が予想を下回ったことで、一時113.96円と114円台を割れる場面もありましたが、すぐに買戻しが入って114円台へ戻しています。
米10年債利回りが1.834％へ上昇していることから、ドルは底堅く推移すると予想。
クロス円も連れ安となりましたが、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨は逆行高。
個別には特に材料が出ておらず、ドルの動きに左右されると思われます。
米10年債利回り
カナダドル円チャート（日足）
商品相場は変わらず
金は変わらず、終日1840ドル前後でのレンジ相場が続きました。
値幅が±10ドルほどしかなく、高値圏での値固めが続くでしょう。
原油もほぼ変わらず、86ドル台での推移となっています。
しかし、昨晩発表された米週間石油在庫統計は、51.5万バレルと予想-175.0万バレルに反し増加してしまっていたため、上値は重いと予想。
時間外で下降トレンドとなっているため、しばらく調整と予想します。
金・ゴールドチャート（日足）
原油チャート（日足）
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-184円安の27585円と続落しました。
米国株への売りが強まっているほか、米経済指標も予想を下回っていたことから、日本株も売り継続と予想します。
ドル円の下値は113.90～113.95円がサポートライン、上値は114.20円や114.30円、114.50円がレジスタンスライン。
米利回りが上昇しているのでドルの下値は限定的と思われますが、株安による円高には注意が必要でしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★
24:00 (米) 12月景気先行指標総合指数(前月比)
前回：1.1％ 予想：0.8％
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ：指値注文、青：逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ：含み益、青：塩漬け
