2022年4月7日のFX為替相場予想
追記：ロンドン時間以降の予想
豪ドルドル 0.7477 下落 （4時間足）↓
予想レンジ 0.7440～0.7530
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安でドルとオセアニア通貨が下落
日経平均株価は、-461円安の26888円と続落しました。時間外で、欧米株とも下落。ドル円は-15銭安、クロス円もオセアニア通貨中心に下落しています。このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生中
前日に売りシグナルが出て以降、上値が重い様子。
株安で、下値模索と見ています。
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回：20.2万件 予想：20.0万件
【MT4】FX・株・商品の売買シグナルを表示して解説
【MT4】日本時間と世界3大市場を色分け表示するインジケーター
本日の予想通貨ペア
豪ドルドル 0.7508 下落 （4時間足）↓
予想レンジ 0.7440～0.7530
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-280ドル安、日経平均株価も-437円安の27350円と下落しました。
ドル円一時124円台を回復、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 34496.51(-144.67 -0.42%）
・日経平均 27165(-265 -0.98%）
・金・ゴールド 1923.10(-4.40 -0.23%）
・原油・WTI 96.23(-5.73 -5.62%）
経済指標
★★★
27:00 (米) 米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事要旨
本日のFX戦略
ポイント
△強気材料：米利回りの上昇
▽弱気材料：欧米株や原油への売り
◆ドル円は一時124円台を回復
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは2.590％と続伸
◆ドルストレートは豪ドルが売られる
◆米国株は続落
◆欧州株は-1～2％安
◆原油は-5％超の下落
◆金は-4ドル安と小幅続落
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は-227円安の27122円
☆ドル以外下落と予想
IT・ハイテク株が弱い
昨晩のNYダウは、-144ドル安と続落しました。
ナスダックは、下窓を開けて-2.22％安と大きく売られています。
米利回りの上昇が続いており、株式市場へ売り圧力となりました。
マイクロソフト-3.66％、アルファベット-2.76％、アップル-1.84％と時価総額上位が揃って続落。
テスラ-4.17％、アマゾン-3.23％、ナイキ-2.98％と一般消費財へも売り継続。
対照的に、ウォルマート+2.32％、コストコ+1.65％、P&G+1.43％、コカ・コーラ+1.01％など生活必需品は買いが入りました。
イスラエルの研究でファイザーワクチンの4回目接種が効果的との報告でファイザー+3.18％、イーライリリー+4.56％、アッヴィ+3.35％とヘルスケア関連が全面高となっています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -3.02％
半導体 -2.66％
旅行レジャー -2.68％
石油・エネルギー +0.43％
海運 +0.62％
銀行 +0.53％
電気自動車（EV） -2.21％
軍需産業 -0.94％
金投資 -0.27％
メタバース -3.46％
暗号資産関連 -2.87％
NYダウチャート（日足）
ナスダックチャート（日足）
米利回りの上昇でドル高の地合い
ドル円は前日からの買いが継続、一時124.06円と124円台を回復しました。
その後はFOMC議事録を受け上昇一服、利上げ基調ですがバランスシートの縮小に関してはそれほど早くないペースと見られ、ドルへの買いは一服。
123円台半ばへ下げましたが、米10年債利回りは2.590％と続伸していることから123.80円付近へ戻しています。
クロス円は、まちまちの動き。全体的には売り基調で、欧州通貨が若干下げ渋っている様子。
通貨別には、原油価格の100ドル割れで資源国通貨が急反落、直近で上昇していた豪ドル円が高値から-2円ほど下げました。
米利回りの上昇でドル買い継続、ドルストレートの下落でクロス円は弱いと予想します。
米10年債利回り
原油が100ドルの節目を割れる
金は-4ドル安と小幅続落、ドル買いに押されました。
1920～1930ドルでのレンジ相場で、徐々に上値が重くなってきています。
地政学的リスクは次第に材料視されづらくなってきており、しばらくはじり安と見ています。
原油は-5.62％安と売りに押され、100ドルの節目を割れました。
直近で何度か割れる場面はありましたが、今回は明確に下抜けしており、テクニカル的に下降トレンド入りと見られます。
米原油在庫統計が、242.1万バレルと予想-280.0万バレルに反し増加していることもあって、売り継続と予想します。
金・ゴールドチャート（日足）
原油・WTIチャート（日足）
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-227円安の27122円と続落しました。
欧米株が下落しドル円の上昇は一服しているため、日本株への売りも継続と予想します。
ドル円の下値は123.40円や1123.20円がサポートライン、上値は124.00円付近や124.20円がレジスタンスライン。
米利回りの上昇でドルはじり高と予想、他通貨は弱いと見ています。
原油安で、資源国通貨は売られるでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回：20.2万件 予想：20.0万件
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ：指値注文、青：逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ：含み益、青：塩漬け
